ベータで録画したプロレスのビデオが大量にあるのだ

ビデオデッキを初めて買ったのは85年のことだった。ベータ方式のやつである。その頃、すでにVHSの勝利が濃厚になっていたのだが、ベータの方が画質がよさそうなので、使える間は使おうという気持ちで購入した。おかげでのちにさんざん苦労するはめになったのだ(確かに画質はよかったが)。

大学生協で見たら12、3万くらいするのでとても手が出せず、秋葉原へ見に行ったら、型落ちのやつが6万円で買えた。ウルトラマンがCMをやっていた東芝のビュースター、V-A9という機種だった。それ以来、好きな洋画を馬鹿みたいに録画してご満悦という日々が続いた。その当時に録画したものは、現在も相当数残っている。85年頃に洋画劇場で出会った映画が、僕の中で強烈な印象として残っているのはビデオデッキのせいである。

 

さて、87年くらいから自律神経失調症で身動きできなくなったのである。ちょうどそのとき、日本テレビがプロレスの再放送をやりはじめた。最初は名勝負ベストテンというアンケートの企画だったと思うのだが、その結果を紹介する特番が放送されたのが、再放送企画のスタートだった。司会は若林アナ、ゲストに輪島と関根勤。

そのあと、土曜深夜のスポーツ情報番組「朝までのスポーツ」の中で、「格闘技コーナー」というタイトルでベストテン上位の試合を放送しはじめた。さらに92年頃には「プロレス名勝負リクエストショー」という、独立した番組に昇格してしまったのである。その少し前、亡くなったブルーザー・ブロディの追悼特集で、ブロディの名勝負を一挙放送するという企画があって、その辺が一本立ち番組の契機になったのではないだろうか。

この番組は視聴者リクエストに応えるという形式だったので、マスカラスや二代目タイガーマスクなど、ややミーハー系のレスラーに偏るきらいがあった。それでも、懐かしい全日の名勝負を見られるというのは、当時としてはこの上もなく貴重であり、僕は毎回ベータのデッキでせっせと録画したのである。もちろん、そのテープは現在もしっかり保存されている。

 

録画したのはいいが、問題なのはビデオデッキの寿命である。この番組が終了する頃に、ベータのデッキは死亡。ベータ方式自体がすでに事実上死亡しており、大量のテープをどうするのか、という問題が残されたのである。

考えられるのはVHSへのコピーだ。実際に、これはある程度実行した。しかし、どうしても画質が劣化してしまうし、ベータが滅亡したということはいずれVHSも滅び去ってしまうだろうし、根本的な解決とは言いがたい。特に、ベータは画質のよさが売りだっただけに、コピーによる劣化はベータ党として耐えがたいことである。

なにはともあれ、当面の問題は壊れたデッキの代替品を手に入れることだった。安くても十万近くする新品はとても買えないので、中古で手ごろなのを探したいところだが、現在のようにネットオークションで簡単に買える時代ではない。どうしようかなーと思いながら、ぶらぶら荏原中延あたりを歩いていたら、古道具屋の店先にソニーのベータデッキが一万円で出ているのを発見したのであった。まだまだ続く。

 

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