ビデオテープを整理するためにPCを自作した

僕が購入した二代目のビデオデッキは、ソニーのSL-F100という機種で、一応ハイバンド・ベータハイファイなんだが普及型と言われる安いタイプだった。それを荏原中延の古道具屋で1万円で買った。

ところが、僕の外見が子供みたいに見えるために、古道具屋のおっさんが「これはベータという昔の機械で、今は使えないんだよ、坊や」などと言ってなかなか売ってくれない。押し問答の末にやっと買って帰った矢先、電源がいかれていることが判明したのだが、幸いにしてやや新しい機種だったのでソニーに部品があるそうで、8千円くらいで消耗品をひととおり取り替えることができた。このデッキは十数年経った現在でも動いているから偉いものだ。

 

こうしてベータのデッキは確保したものの、このままではいずれ貴重なテープが視聴不可になることは目に見えている。僕が保存したかったのは主に80年代に録画した、洋画劇場(吹き替え洋画)と全日を中心にしたプロレスの映像だった。

ちょうどその頃、PCの性能が現在と遜色ないくらいにまでアップしてきて、ネットの発達とともにストリーミング動画が出回りはじめていた。これだな!と思った僕は、映像をデジタル保存するためにパワーのあるPCを自作することにした。といっても当時のことだから、最も強力なマシンといってもペンティアム4である。マザーボードとCPUだけ最先端のものにして、あとは適当に安い部品を集めてマシンを組んだのだが、目玉となったのはアイオー・データのビデオキャプチャボードである。動画を取り込むなんてのは、今と比べるとまだまだ特殊な趣味だった。ビデオキャプチャのできるPCというのは、かなり画期的だったと思う。

 

当時としては最高に近いパワーがあったとはいえ、ペンティアム4だから能力には限りがある。あんまり画質を追及すると時間がかかりすぎてしまう。そもそも元画像がたいしたことないのだから、そんなに凝っても意味ないしね。というわけで、MPEG-1で録画したものをDivXで圧縮して、320×240で保存するのが基本的なフォーマットだった。映像に凝る連中には笑われるかも知れないが、PCで拡大表示して見るぶんには何の不便も感じない。これをDVD-Rに焼けば、かなり経済的に保存できる。

なお、最初はDivXが画質的に独走していたが、途中からはXvidの方がよくなってきたので乗り換えて、現在でも僕はXvidのファンである。どうもDivXは商売っ気を出したあたりから没落が始まったような気がする。現在、画質が一番いいのはMPEG4なのだが、エンコードに時間がかかりすぎるのと、AVIファイルに比べて編集がしにくいのがネックになっている。

 

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