引きこもっていると読書がはかどるのだ

前回、XPをインストールしなおしたPCだが、どの辺で不具合が出るのかなーと探りつついろんなソフトを入れて試していたらば、あっさり電源が終わってしまった。もはやLinuxでもうまく起動しないありさまで、結局安定しない原因は、電力供給ができてなかったってことだな。いわゆる「オッカムの剃刀」というやつで、物事に複数の推論が成り立つ場合は、一番単純なものが真理に近いわけである。

こうなったら仕方がないので、オークションで安いスリム用の電源を買って付け替えてみることにする。その奮闘記は後日お伝えするとして……今のところPCに復旧の見込みがなく、ゲームもできない状態と相成ったので、ただひたすら読書に専念だ。

 

まず、数ヶ月前からやっている中公の「日本の歴史」と「世界の歴史(旧版)」一気読みは、順調に進んでそれぞれ十冊目に突入した。合わせて二十冊一気に読んでいるわけで、若い頃ならともかく中年のおっさんとしては、集中力の持続が難しいのだ。基本的に毎日80ページのペースを維持しているのだが、ストーリー的に面白いところはいいんだけど、荘園とか民衆の暮らしとかいった学術的な記述になると読むのがつらい。僕はそういうところに興味がないのに、執筆者の先生方は専門分野だから嬉々として延々語るのである。

世界の歴史第10巻「フランス革命とナポレオン」は、さすがにメチャクチャな面白さ。これは僕の人生でも指折り数えるくらいの爽快な一冊である。しかし革命の英雄が次々にギロチンにかけられる展開は、最後の方になると「もういいよ」という気持ちになってしまう。おそらくフランスの民衆もそういう気分だったのだろう。この本の内容は、今の若人から見れば古くて話にならないのかも知れないけど、昭和っ子の琴線に触れるものがある。

それに比べると、日本の歴史10巻の「下克上の時代」は爽快なところが全くないのだ。時代は応仁の乱で激しく動くのだが、そこにはそれぞれの打算と厭世観が入り乱れてグチャグチャのごった煮状態。これは読んでいて鬱になってしまう。早いとこ、戦国の英雄たちに登場してもらいたいものだ。

 

このところ、SFを読むのはやめにして早川と創元のミステリ文庫に専念しているのだが、飛ばし読みの癖がついてしまって推理小説が頭に入りにくい。もうちょっと熟読する必要がありそうだ。

歴史がらみでジョセフィン・テイの「時の娘」を久しぶりに読み返したら、この影響を受けて高木彬光が書いた「成吉思汗の秘密」を読みたくなったんだが、手元にないようだ。どうせアマゾンで1円だろうから、今度何かのついでに買うことにしよう。角川文庫で横溝正史・森村誠一に続いて、ちょっと高木彬光がブームになったような気がしたが、あれは78年頃だろうか。あの頃の角川文庫は勢いがあって面白く、存在自体が社会的なムーブメントみたいなところがあった。つづく。

 

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