時代劇コレクションを整理しているのだが

読書に次ぐ僕の趣味といえば、時代劇と大相撲である。どうもいまどきの若人の趣向とは思えず、高校時代から「50代みたい」などと言われていた。

時代劇はこのごろは数が減ったとはいえ、かつてはいろんな番組を毎週やっていたので、とにかく数が多い。VHSで録画するのは至難の業だったんだが、PCで取り込むようになってからは小さく圧縮してDVD-Rに焼くという技が使えるので、コレクションの数は無限に増えてゆく。気がつくと「暴れん坊将軍」「水戸黄門」あたりの長寿番組もほとんど全部録画してしまっているのだ。

 

といっても、僕が好む時代劇は子供の頃に熱中して見ていた70年代ものである。ビデオ撮りになってからの作品は、嫌いなので基本的に見ないことにしている。これはまた別の議論になるのでここでは省くことにするが、とにかくTV時代劇全盛時代のフィルム撮りの作品を主に見ているということだ。

僕がカルト的に好きなのは、片平なぎさが主演した「雪姫隠密道中記」である。これは、あっさり言ってしまえば水戸黄門のバリエーション企画であって、放送局もスタッフも同じなら、脇役で出てくる役者たちも本家をほぼ踏襲している。片平なぎさとあおい輝彦という若いコンビを主役に据えたところが新鮮であった。主要キャストたちのチームワークがよくて楽しい仕上がりになっており、後半には中村敦夫の顔の長さをネタにしはじめたり、ノリのよさで笑わせてもらった。

しかし土曜10時という微妙な放送時間のせいか、知名度はあまり上がらないままに2クールで終了してしまったのだ。この番組が放送されていた頃、僕は中学校でメチャクチャないじめに遭っていた。土曜日の「雪姫」まで我慢して学校に行こう、とそれだけを思って毎日生きていたような気がする。

 

それから、これもカルト作品というか怪作というべきなんだろうが、萬屋錦之介の「破れ奉行」にも熱狂させられた。時代劇史上においては前作「破れ傘刀舟悪人狩り」の評価が高く、「破れ奉行」の方は一部ファンを除くとほぼ無視されている。だがこの作品、錦ちゃんが自分のプロダクションで作った第一作だけあって、妙なところに凝りまくったこだわりと、何でもかんでもメッタ斬りにしてしまうハチャメチャな殺陣で、最強最笑の快作になってしまったのである。

そのキチガイぶりは実際に見てくれとしか言いようがない。当時小学生だった僕は、第一話を見てあまりの面白さにぶっとんでしまい、学校の発表の時間にクラス全員の前で、この番組のすばらしさを紹介するべく熱弁をふるったのだが、担任の陰謀で完全に無視されてなかったことにされてしまった。まあ確かに、いいやつも悪いやつも全員メッタ斬りにしてしまうキチガイ時代劇であるから、教師に理解されないのはわからんでもないが。

 

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