地歴・公民ではなく社会科と言え!(byおっさん)

毎度おなじみという感じだが、昨年からやっている中央公論社「世界の歴史(旧版)」と「日本の歴史」シリーズ一気読みは、いよいよ13巻に突入した。合わせて26冊目ということで、若者の活字離れに完全に逆行している(誰が若者だ)。

世界史は残りあと3冊で、19世紀末から20世紀初頭に入ってきた。この辺は通史ファンの間ではあまり評判がよろしくないようで、それはなぜかと尋ねたら(ベンベン)、やはり執筆者の先生方がひどい時代を経験してきているだけに、共産主義に対して好意的なところがあるのだね。だから現代の視点からすれば違和感が生じてしまう。もちろん、万人向けの世界史決定版ということで、そのあたりがソフトにまとめられているのは、名編集者・宮脇俊三の手腕なのかも知れない。

そういうところを差し引いても、肩の凝らない世界史講談という感じで一気に読めてしまうのが、このシリーズの偉大さである。第一次大戦あたりになると、高校の授業ではもう終盤であって、卒業が近いなあ、という気分になってしまう。

 

ところで、このごろは社会科ではなくて「地歴」「公民」と言うらしい。おっさんとしてはここで既に違和感ありまくりなんだが、公民ってのは「現代社会」「倫理」「政治・経済」だそうだから、数十年前とやっていることはあまり変わらないようだ(昔は現代社会なんてなかったけど)。われわれの頃は「倫社」「政経」と言っていたな。共通一次試験の時代だから、古い話である。

ときどき、地歴・公民対策で比較的簡単な地理を選べ!と教える向きもあるけれど、こういう変則的なやり方はよくない。ある程度以上のレベルの大学ならば、国語・英語・地歴の三科目で、おそらく日本史Bか世界史Bの選択ということになる。これは昔も今も不変であるようだ。どちらを選ぶかは好みの問題なのだろうが、僕はどちらかといえば世界史を薦めたい。自分が世界史好きということもあるんだけど、世界史の知識が乏しいと大学に入ってからいろいろ苦労するからだ。

 

さて、中公の「日本の歴史」は全26巻なので、いま読んでいる13冊目でちょうど折り返し点ということだ。12巻が信長・秀吉の天下統一を描いた話で、13巻では関ヶ原の戦、江戸幕府成立といったところ。日本史としてはひとつのクライマックスだろう。このあとは明治維新まで劇的な展開がなく、世界史に比べると読んでいてしんどくなってくる。

中公版は世界史・日本史ともに、決定版を目指したために踏み込みが甘いという声もある。だが、そこが読みやすさと面白さにつながっていることも確かなのだ。高校の世界史・日本史をきっちりやったあと、大学一年でこのシリーズを読めば最高なんだが、僕は当時、歴史を読むことも大学そのものも挫折してしまった。数十年後、まさにあの地点に戻ってやりなおしているわけで、そう考えると感慨もひとしおなのだ。

 

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