少年少女講談社文庫が分かるやつはいい齢である

通販ショップの駿河屋から荷が届いた。1500円以上買うと送料が無料になるので、つい大量に買ってしまってやたら大きい箱が送られてくる。駿河屋というから「羊羹買ったの?羊羹!」と母に言われるのだが、そんなでっかい羊羹があるわけないだろう。

歴史関係の本をいろいろ買ったついでに、少年少女講談社文庫の「宝島」が100円だったので確保しておいた。古本の値段はあってないようなものだが、いくらなんでも100円は破格である。実際、現物を見ると別の古本屋の2100円というシールがついていた。オークションだと平均で1000円くらいだろう。

 

少年少女講談社文庫(ふくろうの本)でピンとくるやつは、僕と同世代のおじさん・おばさんに決まっている。これは昭和47年(1972年)に創刊された児童書のシリーズで、当時の子供向け図書の中では豪華本という感じだった。小学校の図書室や学級文庫の定番中の定番である。高学年になって、さあ揃えるぞ!と思ったら本屋から消えてしまったので、77年か78年あたりには絶版になってしまったのだろう。

僕は児童書はあまり読んでなかったのだが、このシリーズにだけは今でも心がときめいてしまう。それはラインナップのよさのせいもあるのだが、ひとつには装丁やさし絵が妙におどろおどろしく、キワモノ的・扇情的であるからだろう。名作文学や偉人の伝記があると思えば、非常にうさんくさい怪奇ものもまた、このシリーズの大きな売りであった。良くも悪くも、講談社おとくいの巻頭グラビアの世界という感じか。当時、おばけ・幽霊もののさし絵の物凄さがトラウマになった子供は数知れない。

 

さて、少年少女講談社文庫で手元にあるのは、「怪人二十面相」「怪談ほか」「少年姿三四郎」「八犬伝」「おばけを探検する」、そして今回買った「宝島」で六冊目。ネット上でしばしば話題になる「怪談ほか」は、小泉八雲の諸作の他、「開いた窓」「さるの手」など恐怖短編を収録した伝説の名編である。これは一時期、講談社青い鳥文庫に収録されていたが、現在は絶版になっていてオークションでは1万円以上の値段がついている(無茶ですな)。

この辺の恐怖ものは学級文庫で引っぱりだこであって、「おばけを探検する」も、そのおどろおどろしさが大好きで、学級文庫では飽き足らずに自分で購入してしまったのである。今回、数十年ぶりに読み返したら、冒頭で昔住んでいた地名が二ヶ所連続で登場したのにはびっくりしてしまった。やはり僕は呪われているようだ(笑)。

 

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