ひきこもり・ニートが勉強に再挑戦する際に持っておくべき参考書

当サイトの勉強ネタは、例として分かりやすいように現役高校生諸君を対象として書く場合が多く、結果的に若い人に読んでいただいておるわけだが、本来はもっと大きいお友達がメインのターゲットなのですね。実際、高校生のみんなには「しっかり授業を聞きなさい」とアドバイスすれば、それで終わりなのである。授業さえちゃんと聞いていれば、センター試験で高得点を取るくらいまでは普通にいけるのだが、有名進学校でないかぎりなかなかそうはいかないので、いろいろと細かい勉強テクニックが必要になってくるのだ。

高校生諸君の場合は、授業を聞き逃したのをいかにして補うかがテーマなんで、その辺は話が分かりやすい。しかし、二十歳過ぎた大人のみんなが勉強をやり直そうとすると、これはまた別の難しさが出てくるのである。だいたい、昔習ったことは忘れているし、子供の頃のように記憶力がよくないし、年齢とともに性格もひねくれてきているので(笑)、勉強がはかどらないわけです。学校時代の教科書を出してきて眺めても、何のことだか分からないだろうと思うのだ。まあそれが普通なので、悲観することもないんだけども。

そこで今回は、大きいお友達が一念発起して勉強に再挑戦しようとするにあたって、まず何から手をつければいいのかについて解説していこう。例によって、目標とするところは名の通った中堅上位校ということで、センター試験でいえば八割から九割くらい取ることを念頭に入れている。

 

まず受験においては「英語さえできれば何とかなる」というのが、文系における絶対のセオリー。これは本当なんだけど、だからといって一念発起した諸君が、いきなり有名参考書や売れ線の単語帳を買ってきて暗記をやりだしても、これは全く身につかないので注意しないといけない。多くの受験サイトやアマゾンなんかで上位に入っている参考書は、難関大学を受験するためのものであって、基礎ができていない状態でそういうものを見ても意味がないのである。

ここでは落ちこぼれ状態から、偏差値58程度まで引き上げることを第一の目標としている。そこまでいければセンター試験で八割以上は取れるし、難関とはいかなくても名のある中堅大学には合格できるだろう。その上を目指すのは、そこまで到達した時の話ということで。

そこで英語であるが、中学英語が怪しいという人は、まずそっち方面の参考書を読む必要がある。昨今の英語ブームのおかげで、大人向けの中学英文法の本は各社から大量に出ているので、簡単で評判のいいのを一冊読めばいいだろう。高校を卒業した人ならば、中学レベルの英文法などは軽く通読しただけで思い出すことができる。要は高校入学時のまっさらな状態を作るということ。というのも、センター試験は高校一年、せいぜい二年までの授業内容が理解できていれば正解できるレベルなので、まずはそのための勉強ができる下地を作ることが大事なのだ。

基本的には、高校のリーダーの教科書を通読して、自力で辞書を使って訳していくのが全て。つまりはリーダーの授業の予習復習を毎日やっていくということだな。センター試験でいうなら、九割方が長文読解問題であり、単語や文法を直接答える問題は200点のうちせいぜい10点か20点分しかないのだ。だからリーダーを鍛えることに全てのエネルギーを注ぎ込むことであって、単語・文法の苦行的な暗記は完全なる無駄ということである。

 

とはいえ、基礎的な単語や文法を知らないとリーダーの勉強どころではないので、最低限の基礎がためはしておかなくてはならない。まずは名著として有名な「英語の構文150」、これは旧版でも新版でもいいが、例文を軽く暗記しつつ説明文を読んでおく。この本は基本中の基本なので、流すように通読したあとは、常に手元に置いておいて空いた時間に眺めるようにすればいいだろう。中にはこの本を応用問題まで必死でやっているやつがいるけど、基本だけにこだわっていては次に進めないのも事実なので、あまりむきにならない方がいい。

あと、単語の暗記もバカバカしいと思うのだが、やはり初歩的な単語を知らないとなかなか文章を読めないのだな。ということで、一応「システム英単語Basic」はひととおりやっておいた方がいい。これも軽く流す程度で十分である。毎日リーダーの予習復習をやっていれば、基礎的な単語はバカでもチョ○でも覚えてしまうし、それ以上の難しい単語は、この段階では全く必要がない。

 

単純に言うと、センター試験レベルの英語の勉強は、高校一年、二年のリーダーの教科書を普通に読んで訳せるようになれば十分である。難関大学用の有名な参考書や単語帳は、この段階でやっても意味がないしお金の無駄である、ということを声を大にして言いたい。といっても、ついつい参考書コレクターになってしまうのが人情なんだよね。僕にも覚えがあるので、その辺はよくわかる。

あと、これは余談だけど、今どき高校のリーディングのことをリーダーと呼ぶやつは高齢者である、と他のサイトに書いてあった。さしずめ、僕なんか後期高齢者だな(笑)。

 




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