幻想水滸伝4が世間でクソゲー扱いされているのを最近知って驚いた

ブログをやっていると、思わず意表をつかれることがときどきあって、以前「Flatout3」というPCのレースゲームのことをほんのちょっと書いたら、「Flatout3 クソゲー」のキーワードで訪問する人がいまだに後を絶たなかったりする。まあ、あれは本当のクソゲーだったのでまだ納得できるところはあるんだが、こっちが名作だと思って何年もやっていたものが、ネットが発達してみると思わぬ低評価が明るみに出てびっくりすることもあるのだね。そういうゲームをブログ上で下手に誉めると、たちまちキチ×イに粘着されてコメント欄が大炎上したりして。

そこで、話は「幻想水滸伝4」なのである。僕はシリーズの中では4と5がかなり好きで、特に5は名作だと思っているんだが、一般の幻水ファンの間ではこの二作の評価が非常に低いようだ。掲示板などでは4が最低の駄作とされていて、5はいわゆる萌えキャラが出たことがお気に召さなかったらしく、とにかく4と5を誉めることはご法度という空気が蔓延している。掲示板というのは1と2の信者が仕切っているらしく、声の大きいやつらが他の意見を押さえ込んで恐怖支配を敷いているようだ。ガキ大将みたいな馬鹿が幅を利かせるグループというのは、僕がこの世で一番嫌うところである。

 

とはいえ、「幻想水滸伝4」がシリーズ中で評価が低いというのは、冷静に考えると分からん話ではない。ストーリー的には群島諸国の小競り合いなので超大作ではないし、イベントも多くなくてあっさりした流れである。船で海を移動するのに非常に時間がかかる上、海上でのエンカウントが頻繁なのには、イライラする人が多いかも知れない。総体的には盛り上がりに欠け、感情移入するのが難しいゲームなので、3までに見られた波乱万丈でハラハラドキドキという趣きからは大きくチェンジしているのだ。

しかし感じ方は人それぞれであって、僕は「幻想水滸伝4」の静かな雰囲気が好きなのである。ストーリーが薄いという批判は確かにその通りなのだが、あんまりいろいろ詰め込んでしまっては、海に漂うようなゆったりとしたゲームの流れがそこなわれてしまうだろう。

 

さらに言うならば、ストーリーが薄くてすぐに終わってしまうと文句つけている連中は、単に早解きプレイだけをやっているのではないだろうか。「幻想水滸伝4」はちょっと変わったゲームであって、ストーリーの内容はほとんどない(こらこら)のだが、ミニゲーム(リタポン)やサブイベント(風呂、懺悔)は異様に充実していて、寄り道プレイをしているとストーリープレイの数倍、数十倍の時間がかかってしまうのだ。このゲームの面白さは、むしろミニゲームとサブイベントにあるのだ、と敢えて断言したい。それがクソゲーのクソゲーたる所以と言ってしまえば、ごもっともと言うほかないのだが。

あと、海上でのエンカウントの多さと戦闘の煩雑さだけど、これも僕にとっては魅力のひとつなのだな。特に、新たな海域に踏み込むと敵が異様に強くてどうなることかと思うんだけど、数をこなしていくとこっちのレベルがグングン上がって、やがて同じ敵を一撃で倒せるようになるわけだ。もちろんこれはRPGでは当たり前の話なんだが、単調な航海の中で目に見えてレベルアップが実感できるところが、メリハリとして絶妙だと思ったのである。

 

とまあ、強引に(?)擁護してみたものの、「幻想水滸伝4」がもうひとつ盛り上がりに欠ける一作であるという印象は否定できない。傑作とは言えないが悪くない出来のRPGというのが正当な評価だろう……と思ったら、これが何と2004年クソゲーオブザイヤーの次点にランクされているというから、改めてびっくりしてしまう。いくらなんでもこれは評価が低すぎる。もっとも、最近のクソゲーオブザイヤーはまともにプレイもできない無茶苦茶なシロモノが選ばれているのだが(そんなのが市販されていること自体驚きだが)、この当時は「有名タイトルなのにがっかりしたゲーム」を選ぶという方針だったようである。

ついでに言えば「幻想水滸伝5」はプレステ2のRPGの中でも名作のひとつだと思うのだが、これ以上言うと変なやつが来て炎上しちゃうので、ここでやめておこう(笑)。

 




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