PCレースゲームの世界 私はいかにしてレースゲーマーになったか

レースゲームが好きだという話をしようと思ったのだけど、考えてみれば最新のタイトルは全くやってないのだった。というか、何度も書いているように中古のMateに安物のグラボを乗せただけのマシンなので、新しいゲームをやるのは性能的に不可能で、めいっぱい頑張っても2012年発売のものが限度。しかも家庭用ゲーム機は持ってないので、記事として受けるようなレースゲームには縁のない男なのである(ダメじゃん)。もっとも、PSとPS2のレースものはやれる限り遊んでいて、2006年頃からPCゲームに完全移行した感じなので、その後にPS3あたりで出た有名タイトルはPC版でプレーしているわけであり、その意味ではむしろコアなゲーマーの部類に入るのかも知れない。

などと言いつつ、はっきり言ってレースゲームは下手である。年齢のせいで反射神経はほぼ皆無であって、一番簡単なモードでどうにかレースになる程度。でも中年男がそれくらい走れればいい方ではないかという気もする。そもそも、ファミコンやスーファミの時代にはレースは全くやったことがなくて、大人になってからあるとき思いたって最初の「グランツーリスモ」をやろうとしたら、ライセンス試験の最初の課題で詰んで挫折したくらいだからね。それから数年後、今度は「グランツーリスモ2」をかなり意地になってやり込んだら、なんかだんだん格好がついてきて、下手なりにゲームプレイにはなってきた。GTシリーズで言えば、ライセンス試験をオールブロンズ(ときどきシルバー)で苦労せずにクリアできる程度の腕である。

 

だから「グランツーリスモ2」は非常に思い出が深いゲームであるのだが、それからドライビング・シミュレーターのファンになったのかといえばそうではなくて、なぜか一気におバカなレースゲームの方に針を振り切ってしまったのである。具体的に言うと「Need For Speed」シリーズに傾倒して、海外版の「Midnight Club 3」「L.A. Rush」といった、わりとストーリー性の強い非合法レースものをやりつつ、「マリオカート64」の影響を受けたカートゲーム(カートゥーン・レースと言うべきか)を延々遊んでいたのだった。ところが、あるときNFSのPC版をやってみたら、その画質のよさと動きの滑らかさにカルチャーショックを受けてしまい、これは家庭機でレースをやってる場合じゃないなあ、と思って、一気にPCゲーム信者になったというわけだ。

当時の僕が一番熱を上げたのがNFSの「Underground」「Underground2」「Most Wanted」と続く三部作(?)だった。それ以前のシリーズ(PS時代はオーバードライビン)も悪くなかったし、PS2の「Hot Pursuit」もいいゲームだったのだが、映画「ワイルド・スピード」の影響を受けて、改造日本車をメインにしたストリートレースものという新ジャンルを打ち立てたのは大きなターニングポイントだったと思う。さらにオープンワールドを導入して、警察との追いかけっこをやりはじめるに至り、現在のNFSシリーズに至る基本型が完成したわけである。このシリーズはPS2版でやった人は結構いると思うが、PC版は背景が全くブレないし、車は文字通りヌルヌル動くし、まるで別物であることを特筆しておきたい。

 

日本ではモータースポーツの人気がそれほどではなく、レースゲームもマイナージャンルなのだろう。おそらく、コンスタントに売れている唯一のソフトが「グランツーリスモ」だろうと思うが、このシリーズはドライビング・シミュレーターという建前ながら、実情はお手軽なレースゲームという側面が強くなっているのではないか。マニアックな車好きだけでなくて、あらゆる層の一般ファンを取り込むためには、幕の内弁当のようにとりあえず各種取り揃えて、間口を広くするしかないのは分かる。国内向け家庭機では、この手のゲームはGTシリーズ一択だと思っていたら、PS4で「Assetto Corsa」「Project Cars」というシム系の二大タイトルが出てきて、風向きが変わってきたようである。

かく言う僕はGTにも新しい二大ゲームにも縁がないわけで、偉そうに何を言っとるんだって感じなんだけど、しかし実はシム系ならもともとPCゲームこそが本場でありまして、「GTR2」「rFactor」という極めつきのタイトルが2006、7年に既に登場しているのである。もっとも、僕はこの辺は普通のよくできたレースゲームだと思っていた(シム系、アーケード系という分け方自体知らなかったんだけど)。シム系信者のプレーヤーはよく「挙動」という言葉を使って、掲示板などで挙動の悪さ(?)を口を極めて罵る連中をよく見かけるが、僕はそういうこだわりは全くない。そのゲームの世界では、それぞれの挙動が現実的なのだと思っているので、リアルでなくても実車と違っていても気にならないのである。どうせ、ゲームに登場するスーパーカーなど運転したことはないので、リアルな動きなどもともと知らないし、そんなことを考えていては「Need For Speed」や「Burnout Paradise」などやってはいられないだろう。

そういうわけで、主にPCのおバカなレースゲームばかり十何年やりつづけて、慣れだけでそこそこ走れるようになったというのが実情である。格闘ゲームで言えば、いわゆるガチャプレイで勝っているようなもので、いい齢してこれではちょっと恥ずかしいので、これからはシム系ゲームのリアルな挙動とやらにこだわって、まともな走り方を覚えてみたいと思っている。まずは「Assetto Corsa」「Project Cars 2」がプレイできるPCを買わなきゃね。

 

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