落ちこぼれ・ニート向け試験勉強法をまとめて大公開

当サイトのメインテーマのひとつである勉強ネタである。ようするに、ひきこもりであっても知性と財力を身につけて、上から目線で偉そうな顔して生きよう!という話なんだが、記事の人気は今いちのようだ。ひきこもり・ニートが今さら勉強なんて馬鹿らしいということかも知れない。まあいいけど。

と思ったら、意外と普通の中高生や社会人から読まれていたりするんだから、世の中わからない。どうもここにきて、書いている内容と読者層がちぐはぐなことになってきたので、試験勉強法はひきこもり・ニートにこだわらずガンガン書くことにした。主に現役高校生や浪人向けの、純粋な試験テクニック集という感じで、塾の先生をやっていた時の感想をもとにして書いていく。

しかし書いているうちに、あれも書きたい、これも書きたいという気持ちばかりがはやって、なかなかまとまらないんだな。そのうちに内容を整理したものをPDFにして、有料で(おい)配ろうかと思っている。

 

僕は子供の頃、成績が良くて顔が美しかったので、周囲からメチャクチャないじめに遭いつづけていた。うちの地方では、地元中学から地元公立高校に、ほとんど持ち上がりで進学するという不文律があった。僕はそんなのはまっぴらだったから、教師と喧嘩して強引に他の市にある高校に進んだのである。

それは事実上の越境入学なので、有名進学校を受験することはできず、偏差値では当時二流の高校に入ることになった。といっても、みんな一浪くらいすればMARCHや関関同立くらいに入っていたので、普通レベルの進学校だったのかも知れない。

 

それは今から数十年前の話なんだが、現在の高校の学習内容を見てみると、実は当時とほとんど変わってないので、ちょっとびっくりしてしまう。共通一次試験はセンター試験に名前が変わったものの、やはり国公立を受ける際は五教科七科目必須だし、数学Ⅰとか倫理・政経とか、科目名もほぼ昔のまま。上の方に変なお偉方がいていろいろ変えようとするんだが、そのうちに一周回って元に戻ってくるらしいのだな。

さて、成績優秀な生徒が二流の高校に入ったので、僕はそこでもやはり、ひどく浮いてしまうことになった。その頃、国語・英語・社会なんかはマニア的に得意で、定期試験などは普通にやれば満点近く取れちゃうんだが、あまり目立ってはまずいと思って適当に85点くらい取るように心がけていた。ところが、それでも周囲があまりにも絶望的にできないので、85点でもやたら目立ってしまうのである(二番のやつが50点くらいなもんで)。

二流とはいえ普通以上のレベルの学校でこれなんだから、ほとんどの高校生は本当に勉強には苦労しているのだろう。塾の先生をやりつつ眺めてみると、どいつもこいつも、頭が悪いというよりは要領が悪すぎるのだ。やるべきことをやらないで、余計なことにエネルギーを浪費しているのである。これはある意味カルチャーショックであって、その衝撃が現在やっている試験勉強法講座の出発点になっているのだ。

 




ひきこもり ブログランキングへ

 

ジェネレーションギャップなのか?高校の英語事情

当サイトではひきこもり・ニート経験者の人を対象に、学力を上げて大学再挑戦をしよう!というネタを書いている。それと並行して、他のサイトで現役高校生や浪人の人向けに、なるべく簡単に成績を上げて「勉強のできる子」に変身する方法というのをやっとるのだな。この両者は内容が重なるところも多いんだけど、現役の高校生諸君には毎日の授業とか定期試験があるんで、似ているようでちょっと違うんですね。

大人の人が改めて大学へ行こうと思ったら、自分の判断で勝手に行けばいいわけですが、高校生だと親や教師に相談しないといけないので、そこで話が複雑になってくる。定期試験である程度の点数を取ってないと相手にしてもらえないし、ちょっと成績が良くなると地元国立大を受験させられそうになるしで、子供は子供でいろいろ大変なのである。そこで、馬鹿な大人の陰謀をかいくぐる裏技を、こそこそと伝授しているわけだ。

 

などと言いつつ、僕も若い子から見れば老害の一人なのであって、科目名もつい数十年前のものを用いてしまって、爆笑と嘲笑を浴びるのであった。われわれの時代は英語といえば「リーダー」「グラマー」「コンポジション」と言っていたものだが、今どきこんな言葉を口にしても「何それ、おいしいの?」状態だからね。リーダーと言っていた英文解釈は「リーディング」と呼ぶらしい。その他に「ライティング」(英作文)と「オーラルコミュニケーション」(英会話)という授業があって、その三本柱でやっているのが最近の高校英語なのである。

そのうえ、数年前には「英語の授業は全て英語で実施するべし」という通達があったというのだから、物凄い時代になったものだ。といっても英語で授業を行える先生というのはほとんど存在しないらしくて、たいていの学校では旧態依然たるリーダーの英文解釈をやっているし、英会話なるものも名目だけで、実は大学受験対策の英文法授業に当てている高校が大部分であるらしい。

おそらく、上の方の偉い人の中には特定の主義主張に凝り固まった人が数人いるようで、そういう連中が現場を全然知らないままに「聖徳太子はいなかったことにしろ」「鎖国はなかったことにせい」などと訓令を発しているようだ。勉強する側としては、そんなのは無視して二十年くらい前の教科書を使うのが無難なのかも知れない。

 

少し脱線してしまったが、ざっと見たところ、高校でやっていることはわれわれの時代とほとんど変わっていないのである。ただ、参考書の進化には目をみはるものがあって、当サイトでしばしば話題にしている「世界史実況中継」とか「総合英語Forest」のような、至れりつくせりの内容を持ったものは、昔は存在しなかった。僕らの頃の参考書はよくいえば硬派で、こっちが工夫して読まないと歯が立たないところがあったのである。

まさに昭和と平成の違いというものを、僕は参考書から強く感じてしまうのだが、昭和時代の受験勉強はなにか混沌としたところがあって、そこが味わいであったような気もするのだ。今の参考書のように、やればやっただけ点数に反映するというのは、どうもゲーム的な感じが強すぎるのだな。勉強する側としては実にありがたい話なんだけどね。

 




ひきこもり ブログランキングへ

 

英語受験対策の裏業 多読で読解力を鍛えて成績アップ

英語勉強法として、手っとり早いところで「総合英語Forest」と「システム英単語Basic」を繰り返し薦めてきた。この二つを仕上げるだけで、基本的な知識としては十分であって、あとは高1の教科書レベルの英文を習慣的に読むようにすれば、まず中堅大学に合格するくらいの学力はつくだろう。勘違いしてはいけないんだが、文法や単語がそのまま出題されることはほとんどないので、結局は読解力を鍛えることが第一義。そのための文法であり単語なのである。

読解力といえば、僕が受験した大学は特に極端で、5ページほどの文章を読んで問いに答える「超長文問題」が売り物になっていた(某私大の文学部)。僕はまともな受験勉強はやってなかったが、SFペーパーバックを集めるのが趣味という変なおたく高校生で、他の受験生に比べると数百倍(数千倍かも)の英文を読んでいたので、読解力だけは卓越していた。くわえて歴史マニアであり、さらに文章を書くのが大好きで小論文が嬉しくてたまらず、英語・社会・小論文という受験科目は僕のためにあるようなものだったのである。これなら嫌でも受かるだろう。

 

そこで、英文をたくさん読む、いわゆる英語多読なんだけど、これはいきなり始めようと思っても、なかなか難しいものだ。平易にリライトされたgraded readersというのがいいのだが、市販のものは馬鹿高い。今はなき洋販から出ていた1000語とか2000語で読める名作シリーズなんてのは、高校のリーダーくらいの難しさなので割にスイスイ読めてよかった(洋販は倒産してしまったが)。前述のように僕は当時、SFの原書を読んでいて、これは大人向けの本なのでやたら難しいわけだが、訳文を読んで筋を知っていたから読めたのである。

そうやって強引に読んでいるうちに、英文をすらすら読むコツを発見した。知らない単語を飛ばせばいいのである。われわれは日本語の文章を読むときにも、知らない言葉は無意識のうちに飛ばしているのだ。場数を踏めば、飛ばした言葉を瞬間的に想像力で補う力がついてくる。もっとも、あまりにもレベルが違いすぎると、知らない言葉が次々に出てきて想像力が追いつかなくなってしまうのだが。

 

「不思議の国のアリス」「オズの魔法使い」といった児童文学の名作は、3000語の語彙があればほぼ引っかからずに読めるということだ。この3000語というのは、aとかtheとかいった基本語彙も含んでの話なので、実際に必要な語彙数はそれほど多くない。おそらく、ちょうど「システム英単語Basic」を仕上げたくらいのレベルだろうと思う。これでも英米では小学校高学年程度で読む本なんだろうけどね。プロジェクト・グーテンベルグでこのレベルの児童文学を検索して、毎日何十行かずつでも読む習慣をつければ、英語力は飛躍的にアップするだろう。

例えば、高校のリーダーの教科書は、普通に読めば一時間くらいで最後まで読み終わってしまう。その程度の分量しかないのだから、これは決定的に英文の読書量が不足している。読解力がなかなか上がらないのは、絶対的読書量が足りないからなのだ。毎日一時間ずつ英文を読むようにすれば、他の高校生に比べれば年間で365倍の英文を読んだことになる。それだけやれば負けるわけがないのは自明の理ではないか。

 




ひきこもり ブログランキングへ

 

落ちこぼれの世界史勉強法!苦手科目を得意にしよう

私立文系の大学を目指すとすれば、英語と地歴を得意科目にしてしまえば世の中バラ色である。これは社会人でも現役高校生のお友達でも、共通して言えることだ。特にこれまで成績がいまいちだった人が、即席で偏差値上げをしたい場合には、この二科目に集中して余計なことをしないのが得策なのである。

そこで今回は、世界史の基本的な勉強法について詳しく解説してみたい。多くの諸君が、世界史は完全な暗記ものだと考えて、怖い顔して記号を暗記するように覚えていることと思う。それも普段はあまりやらなくて、定期試験や入試の前になって追い立てられるように暗記に走るのが現実であろう。このやり方は非常に効率が悪いうえに、本当の実力にはならないから、大学入学後に世界史の知識不足で苦労するはめになるので、絶対にお勧めしたくないところだ。

 

世界史の教科書は簡潔そのものの記述がある意味売りなので、これだけ眺めていても覚えられるものではない。授業や塾で先生の解説つきで読んで、ようやく内容に合点がいくというレベルである。授業と塾で二回聞いても、記憶力には限りがあるわけで、何度も繰り返し読むためには解説書が必要だ。僕らの頃(共通一次世代)には、各社から出ている分厚い参考書を読みながら、授業を追体験する感じで教科書を覚えるのが定石だった。

昨今では、授業をそのまま本にした「実況中継本」というタイプの参考書が出ているので、実質的に何度でも授業を体験できることになっている。具体的には「青木の世界史B実況中継」「ナビゲーター世界史B」を、毎日10ページとか20ページとか、自分のペースを決めて何周も読むことで、壁を塗るように知識を厚くしていくのが大事。

このやり方のいいところは、普段から50%、60%くらいの知識をキープしておけるところで、定期試験の前に出題範囲を集中的に復習すれば、最小限の努力で90点くらいは無理なく取れるだろう。普段は無理して暗記しようとせず、軽くエンジンをかけた状態をキープしておき、いざというときだけアクセルを踏み込む感じ。僕はこれを「アイドリング方式」と呼んでいる。

 

実況中継本をほとんど無意識の習慣にして10周、それにくわえて「一問一答問題集」を5周もすれば、センター試験や中堅大学の問題で苦労することはなくなるだろう。高校二年生の人ならゆっくり二年かけてやればいいんだが、そんな悠長なことを言ってられない場合は、集中して半年とか一年やれば一応の格好はつくはずである。

偏差値60程度を目指すならば、塾に行く必要はないし(時間とお金の無駄である)、参考書も実況中継本と問題集の二種類だけで十分である。友達同士で「青木」と「ナビゲーター」をそれぞれ買って、一周ごとに交換すれば飽きが来なくていいかも知れない。

 




ひきこもり ブログランキングへ

 

落ちこぼれの英語勉強法!成績上位になる簡単な方法

受験科目の中で一番重要なのは、言うまでもなく英語である。と同時に、英語が苦手な生徒が多いこともまた事実であって、かなり成績のいい子の中にも、英語だけはダメというタイプが意外と多い。ということは、逆に言えば英語を得意科目にしてしまえば、普通の公立校レベルでは一気に成績上位に浮上することも可能なのである。

もちろん、そこにはちょっとしたコツがある。ただ授業内容をノートに取って、定期試験前にあわてて教科書を読み返すとか、そういう意味のないことをやっていてはいけない。やみくもに単語帳をやっては挫折して、問題集を見てはわけが分からず……といったあたりが、英語が苦手な子の平均的な状態ではないかと思うのだ。まず、これではダメだと言っておこう。

 

ちなみに、僕は高校時代、英語が得意だった。過去記事にも書いたけど中学の時にいじめに遭っていたせいで読書に逃避して、その流れでSFペーパーバックを集めるのが趣味になったので、高校の教科書に出てくる英語は、幼稚で退屈だったのである。これは特異な例ではあるんだけど、英語の試験においては八割がたが読解問題なので、英文の読解力をきわめれば、ただそれだけで80点は取れてしまうことになる。

英語の勉強といえば、ひたすら単語や構文を覚える者がほとんどなのだが、それが目的になってしまってはいけない。単語や構文がそのまま出題されるなんてことはほぼないわけで、それだけをいくらやっても点数には結びつかないのだ。あくまで長文読解のためのトレーニングであることを認識しておくべきなのだ。

 

とはいっても、センター試験や中堅校レベルの問題では、それほど難しい文章が出題されるわけではない。はっきり言えば「総合英語Forest」「システム英単語Basic」を仕上げておけば、読んで理解できない文章はなくなるだろう。この二冊を仕上げた上で、プロジェクト・グーテンベルグあたりで英米の児童文学を読むのを習慣にしておけば、普通の公立校レベルではあっさり成績上位になってしまうはずだ。そこまでいけば、定期試験前の泥縄式の勉強がいかにバカバカしいかが分かるというものだ。

もっとも、この勉強をやるためには中学英語が完全に理解できているというのが大前提である。中学校の学習内容が頭に入ってないという人は、「くもんの中学英語」あたりを先にやる必要があるのだが、こういうサイトをわざわざ見に来るほどの人なら、中学英語が分からないということは多分ないと信じたい(笑)。

 

結論的に言うと、試験問題の八割は読解問題なのだから、できるだけ英文に接して読解力を上げることに専念するべきである。文法や単語をやるのは、英文を読むための基礎がためであると認識してもらいたい。

で、肝心の読解力を上げる方法だが、その種の問題集は無味乾燥でつまらないので、前述のように英米の児童文学を数多く読むことを勧める。当時、僕が読んでいたものでは「不思議の国のアリス」「オズの魔法使い」「ドリトル先生」なんかが読みやすかった。その辺を好みにしたがって読みつつ、だんだんと大人向けの小説にレベルを上げていけば、自然に英語の学力もアップしていくだろう。

 




ひきこもり ブログランキングへ