PS2エミュレータでレースゲームを快適にプレイ

当サイトのメインは勉強ネタのはずなんだけど、一番読まれている記事はなぜかPCの技術的な話なのですね。特にNEC Mateの電源を交換する話にアクセスが集中したりして、困っているのはみんな同じだなあ、としみじみ思ったりする今日このごろである。というわけで、僕は数年前のMateを部品を替えつつ愛用しており、この何の変哲もないビジネス機にちょっとしたグラボを積んで、PCゲームとかPS2エミュとかを楽しんでいる。もちろん、PCゲームで言えばたいしたものはできないんだが、画質を落とせば「スカイリム」も普通に遊べるし、2012年版の「Need For Speed Most Wanted」だってそれなりに動くので、なかなか馬鹿にしたものではないのだ。一万円ちょっとで買ったMateでここまで遊べれば文句はないだろう。

僕はとりわけてレースゲームのファンであって、レースといえばポリゴンの車がグリグリ動くので、古いマシンでは無理だろうと考えるのが普通なんだが、ちょっと懐かしい軽めのゲームならば何の不自由もなく動いてしまうから不思議。まあ最新のオープンワールドものは無理だけど、昔のレースゲームは背景が単純な書き割りだったりして、意外と軽い場合が多いのだ。「Need For Speed」シリーズはもとより、「Burnout Paradise」「FUEL」「Grid」「Dirt2」「Test Drive Unlimited」といった有名タイトルをプレイする分には十分である。と言いつつ、どれも名作とは言っても今では入手しにくくなったレトロなゲームばかりなんだけど(笑)。

 

 

その中でも「Need For Speed Underground 2」が非常に好きで、これはストリートレースとオープンワールドを融合させた画期的な一作だったと思っている。人気タイトルなんで家庭機の各機種で出ているけど、何と言っても画像の美しいPC版(もはや入手不可能だろうと思うけど)が圧倒的にいい。2004年の古いゲームながら、Windows7でも普通に動いている。といっても、僕が持っているPC版は北米版であり、これはホンダのシビックが収録されているという利点はあるものの、やはり日本語版をPC上でプレイできるようにしておきたいという気持ちが強いわけである。そこで話はPS2エミュということになるんだが(前置きが長すぎます)、現在のエミュレータは相当に進歩していて、たいていのPS2ゲームはPCで遊べるようになっている。ところが、困ったことに「Need For Speed UG2」は、うまく動作しない数少ないゲームのひとつなのであった。

今のところ、pcsx2(PS2エミュレータ)の公式サイトに出ている最新版は1.4.0である。これは前バージョンよりかなり進化したようで、「チョロQHG2」の会話部分の速度低下がなくなったのが大きかったが、「Need For Speed UG2」に関しては1.2.0の方が少し軽いように感じられた。ということで1.2.0を使用することにして、グラフィックはDirectX9を選択(10や11では雨のエフェクトがうまく出ないから)、HW Hacksを有効にしてconfigurationからskip draw = 1 にする。さらにスピードハックのVU Cycleを最高に振る(EEはそのまま)と、fps50以上は出るようになるので、一応プレイできる環境は整うわけである。

しかし、動くことは動いても、僕のマシンでは背景の描画が追いつかないようで、画面がブレまくってコースがよく見えない(笑)。まあ、もともと背景が流れるのはPS2版に顕著な弱点だったのだけど、ブラウン管テレビだと適度にぼやけていたのが、PCモニターではくっきり出すぎるのが困りものである。おそらく、もっと上等のボードを積めば軽減されるのだろう。とりあえずは、日本語版がPC上で動いたから合格ということにしておこう。

 

自分で書いておきながら、ちょっと誰得情報という感じになってきて首をかしげてしまうのだが、金をかけずに名作をプレイというのは、最小の努力で最大の効果を挙げるという当サイトの主旨に合致している(無理矢理)。エミュレータにはもうひとつの利点があって、海外のPS2ゲームでも関係なしに動かすことができるのだ。僕は主にイギリスのショップから、日本未発売のレースゲームを購入して遊んでいるのだが、その中には「チキチキマシン猛レース」「ミニミニ大作戦」「L.A Rush」「Midnight Club 3」「Test Drive Unlimited」など、どうして日本版が出なかったのか不思議に思えるほどの名作も数多いのである。まあチキチキマシンはハドソンが、TDUはアタリ社がそれぞれ倒産しちゃったせいなんだが(笑)。その辺のマイナーレースゲームの誰得レビューも、これから折にふれて書いていくつもりである。

 

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シャイニングフォース・ネオ ディアブロか無双か微妙なゲーム

今日は受験ネタで有名私立攻略法をやろうと思っていたんだが、どうも意表をつかれてペースが狂ってしまい、何を書くつもりだったのか忘れてしまった。まずはその話からいってみる(と言いつつ記事のネタを貰えたのだから喜ぶべきことなんだろうけどね)。

PCで見ている人は右の方を見れば分かるように、いくつかよそのサイト(ブログ)にリンクしているよね。これは個人的に参考になるところを探して、ひきこもり・ニート関連とかお金儲け関係のところにリンクを貼っている。相互リンクのお願いをしているわけではないので、リンクフリーと書いてあるところか、それっぽいところにただ貼っているだけなんだけど、さっきそのリンク先のひとつから「勝手にリンクを貼るな」と怒られてしまった。

まあ、リンクフリーだと思って貼ったのが、実は選ばれし民しかリンクしてはいけない特別なサイトだったのだろう。その点で、勝手にリンクした罪で逮捕されるのはこっちなんだが、「リンクしてくれてありがとう」なら数え切れないくらい言われたけど、十何年ブログをやっていて、リンクして切れられたのは初めてなので、さっきから鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしているわけである。おそらくは、ひきこもり・ニートとかアダルトがどうとか言っている、いかがわしいサイトからリンクされたら汚らわしいということなのだろう(ゆとりの考えることなんて知らんけど)。

 

というわけで(なにが?)、初めての経験にびっくりして何を書くのか忘れてしまったので、今日のところはゲームの話に方向転換してみたい。このところ、やや古くなってきたがなかなかの名機であるCore2Duoマシンで、エミュを使ってPS2ゲームを片っ端から遊んでいたんだが、昨年夏からシャットダウンが頻発するようになってきた。また電源の故障だろうと思って先週、新品の電源を購入して付け替えようと思ったところ、ふと「そうそう何度も故障するものだろうか」という疑問が湧いてきたのだな。それで、電源は換えずにCPUクーラーのグリスだけ塗り直してみたら、不調がぴたりと収まって快調そのものになったではあーりませんか。CPUの温度が上がりすぎて、安全装置が働いてシャットダウンしていたのですね。

勇み足で余計な散財をしてしまったが、マシンが安定したので一応は結果オーライとしておこうではないか。そういうわけで、またしても相変わらずエミュ三昧のPS2三昧という、二世代くらい時代を間違えているゲーム漬けの日常に逆戻りすることと相成った。で、僕が十年くらいやり続けているPS2ゲームがいくつかありまして、そのうちの「FlatOut2」「テストドライブ・アンリミテッド」「チキチキマシン猛レース」なんてところはときどき過去記事に書いてきましたが、これらはイギリスあたりのショップから購入した海外版。たまには国内ゲームの話をしたいなあと思ったところが、馬鹿みたいにやり続けているタイトルがひとつありました。知る人ぞ知る、知らない人は全く知らないし、巷ではだいたいクソゲー呼ばわりされている「シャイニングフォース・ネオ」である。いやー、これメチャクチャ好きなんですよ。って俺が好きなゲームは微妙な評価のものばかりなんだよね。

 

もともとシャイニングフォースというのは、メガドライブの看板タイトルで「ラングリッサー」なんかとともにシミュレーションRPGの黎明期を飾った懐かしいゲーム。同じスタッフが作ったスーファミの「FEDA」というのもあったよねー、シャイニングフォースとどこが違うんだ!とぼやきながら結構楽しんだものである。そのシャイニングフォース・シリーズは、紆余曲折を経ながら細々と(?)続いていたのだが、システムをがらりと変えた異色作として登場して、ファンの間に賛否両論(2対8で否が優勢)を呼んだのが、われらの「シャイニングフォース・ネオ」先生なのである。何度も言うけど、僕はこれがメチャクチャに好きなんですよ。この面白さがわかる人間がほとんどいないのが辛いところなんだが。

従来のシリーズから何が変わったかというと、なんとアクションRPGになってしまったのであーる。これがどういうゲームかと言いますと、ダンジョンに潜って無数に湧いて出るモンスターを退治して、ヤバくなったらとっとと逃げ帰るの繰り返し。つまりは有名声優を大挙出演させた、豪華なキャラものの「ディアブロ」という趣き。しかも、主人公の戦闘力はインフレ的に上がっていき、相手に凄まじいダメージを与えられるようになってくるの。そして何十体もわらわらと湧いてくるモンスターを、束にまとめてバッサバッサと刈り取っていく、ちょっとした無双シリーズ風味の爽快感(受け付けない人には単なる面倒なザコ戦)も加味されている。こうなると、どこがシャイニングフォースなんだ!というツッコミが当然入るわけで、要するに評価はどこまでも微妙。

おそらくは、面白さがわかる前に投げちゃう者が大半なんだろうけど、やればやるほど癖になるし、やりこみ要素では群を抜いていて、いつまでやっても終わりがないしで、結局十年以上経った今でもやり続けているわけである。

 

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オープンワールドゲームおすすめ PCとPSで自由度の高い冒険を楽しもう

オープンワールドゲームというのは、日本では「グランド・セフト・オート」みたいなゲームという感じで、かなり狭い意味で認識されているようだ。そして、GTAみたいなゲームが日本のメーカーから出てこないので、「日本人にオープンワールドゲームは作れない」などといった性急な結論が出てしまっている。GTAに関して言うならば、車泥棒や犯罪は日本人の感性に合わないので、ああいうタイプのゲームを敢えて作ろうとは思わないのだろう。僕の考えでは、広い世界が感じられて冒険している気分になれればオープンワールドと言えるので、別に3Dでなくてもシームレスでなくてもいいと思っている。

その意味で、僕が最初に広い世界での冒険を感じることができたのは、ファミコンの「天地を喰らう2 諸葛孔明伝」だった。パソコン(マイコン)小僧だった僕だが、家庭機で本格的なRPGがやれるとは思ってなかったので、このゲームにはかなりびっくりしたのである。これはつまり三国志のRPGなんだけど、敵が軍門に下るとそのまま仲間になるのが変わっていて、最終的には何十人もの武将が仲間キャラになる。これはのちにPSで出た「幻想水滸伝」のハシりではないかと思っている。

その「幻想水滸伝」シリーズも、スタンダードなRPGだけど世界の広がりと自由度では、オープンワールドゲームと言ってもいいのではないか。特に四作目は非常に評価が低かったけれども、3Dマップの世界を自由に冒険するという感じは、このゲームが一番よく出ている。日本では自由度の高いゲームが出ないと文句を言っておいて、出たら出たでストーリー性が薄いと文句をつけるんだから、まったく勝手なものである。

 

ところで、3Dで描かれた世界を自由に旅する、本格的なオープンワールドRPGといえば、やはり「ドラゴンクエスト8」であろう。これはストーリー性が高い和製RPGの代表格ということもあり、オープンワールドという観点で語られることはほとんどないのだが、当時で言えば「オブリビオン」に匹敵する名作ではないかと思うのだ。このゲームはマップが3D、キャラが2Dで描かれているそうで、こういう手法はPS時代の「グランディア」「ゼノギアス」でも用いられていたものの、PS2になってようやく、アニメキャラがゲーム上でグリグリ動く感じを実現することができたようだ。格闘ゲームの「ドラゴンボールZ3」もそうだが、ポリゴンよりもこうしたアニメ調の表現の方が、日本のゲームには合うような気がする。

PS2時代では、「ダーククロニクル」「バンピートロット」といった3D調のアドベンチャーRPGが輩出し、それなりにオープンワールド的な気分(定義が曖昧なのでよくわからんけど)を楽しむことができた。しかし、本当に自由度の高い冒険という意味では、レースゲームの「チョロQHG2」こそが、日本製オープンワールドゲームの最高傑作ではないかと思うのだ。これはラジオを聴きながら世界を好きなように走りまわって、町についたら適当にレースをやるという、まったく自由でいいかげんなところが非常によかった。どういうわけか、以降の続編ではこのスタイルはなくなり、普通のレースゲームになってしまったのだが……。おそらくは、「チョロQワンダフォー」の続編を企画したときにちょうどオープンワールドが流行りだしたので、単純に便乗したのだろう。

 

3Dの世界を駆けまわるスタイルといえば、レースゲーム・ドライビングゲームと相性がいいのは当然のことだろう。初代PSだと「バットマン」というのがあって、ゴッサム・シティーをバットモービルで走る面白さがあったが、これはもうひとつ技術が追いつかなくて珍作といったところ。むしろ海外PCゲームからPSに移植された「ミニミニ大作戦」(日本未発売)の完成度が高かった。もっとも、これはミッションをこなしていく形式であって、自由度はないのだが、立体的な町の中を車でグリグリ走るという感覚が、ドライビング・ゲームとしてはかなり画期的だったのである。「オーバードライビン」(ニード・フォー・スピード)あたりでも、まだ背景は平板な書き割り調だった頃の話だ。

さすがに初代PSで3Dのオープンワールドは無理があったわけだが、そんな時代にもかかわらず、日本製ゲームの中から奇跡的な快作が生まれている。人気のロックマン・シリーズをオープンワールド・アドベンチャーにした「ロックマンDash」である。これはその頃流行していたFPSから発想したスタイルかも知れないが、それにしても初代PSの段階で、3D世界をグリグリ動きまわるアクションアドベンチャーとは、よくぞ作ったと言わざるを得ない。この「ロックマンDash」は二作目も出たし、現在でも熱狂的ファンが存在するシリーズなのだが、メーカー内部でゴタゴタがあったのか、続編は完全に頓挫してしまったようだ。

 

オープンワールドゲームが家庭機で主流になってくるのは、当然PS2時代になってからで、特に「ニード・フォー・スピード アンダーグラウンド2」の登場が大きかったと思う。今から思えばごく狭い箱庭世界ではあるのだが、町の中を自由に走りまわるレースゲームというのは、それまではありそうでなかった。前作がひとつの町をレース場に見立ててストリートレースをやるという内容だったので、そこに流行してきたオープンワールドを組み合わせたのだろう。次の「モスト・ウォンテッド」では、警察に追われて町中を逃げまわるという、のちの「ニード・フォー・スピード」シリーズのスタイルが完成したのである。この「アンダーグラウンド2」「モスト・ウォンテッド」を模倣したストリートレースものは、海外ではかなりの数が出現した(日本にはほとんど来なかったけど)。

そして、ハワイ・オアフ島をまるごとゲーム世界にしてしまった、究極とも言うべきドライビング・ゲーム「テストドライブ・アンリミテッド」がPCで登場。これはPS2にも移植されたんだが、アタリ社の倒産とかあって日本版は発売されなかった、残念。そんなところがPS2のオープンワールド・レースゲーム事情なんだけど、そうした流行の波が来る前に「チョロQHG2」が出ちゃったという、歴史的快挙に注目してもらいたい。注目しようにも、このゲーム自体なかなか手に入らない代物であるのだが。

 




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幻想水滸伝4が世間でクソゲー扱いされているのを最近知って驚いた

ブログをやっていると、思わず意表をつかれることがときどきあって、以前「Flatout3」というPCのレースゲームのことをほんのちょっと書いたら、「Flatout3 クソゲー」のキーワードで訪問する人がいまだに後を絶たなかったりする。まあ、あれは本当のクソゲーだったのでまだ納得できるところはあるんだが、こっちが名作だと思って何年もやっていたものが、ネットが発達してみると思わぬ低評価が明るみに出てびっくりすることもあるのだね。そういうゲームをブログ上で下手に誉めると、たちまちキチ×イに粘着されてコメント欄が大炎上したりして。

そこで、話は「幻想水滸伝4」なのである。僕はシリーズの中では4と5がかなり好きで、特に5は名作だと思っているんだが、一般の幻水ファンの間ではこの二作の評価が非常に低いようだ。掲示板などでは4が最低の駄作とされていて、5はいわゆる萌えキャラが出たことがお気に召さなかったらしく、とにかく4と5を誉めることはご法度という空気が蔓延している。掲示板というのは1と2の信者が仕切っているらしく、声の大きいやつらが他の意見を押さえ込んで恐怖支配を敷いているようだ。ガキ大将みたいな馬鹿が幅を利かせるグループというのは、僕がこの世で一番嫌うところである。

 

とはいえ、「幻想水滸伝4」がシリーズ中で評価が低いというのは、冷静に考えると分からん話ではない。ストーリー的には群島諸国の小競り合いなので超大作ではないし、イベントも多くなくてあっさりした流れである。船で海を移動するのに非常に時間がかかる上、海上でのエンカウントが頻繁なのには、イライラする人が多いかも知れない。総体的には盛り上がりに欠け、感情移入するのが難しいゲームなので、3までに見られた波乱万丈でハラハラドキドキという趣きからは大きくチェンジしているのだ。

しかし感じ方は人それぞれであって、僕は「幻想水滸伝4」の静かな雰囲気が好きなのである。ストーリーが薄いという批判は確かにその通りなのだが、あんまりいろいろ詰め込んでしまっては、海に漂うようなゆったりとしたゲームの流れがそこなわれてしまうだろう。

 

さらに言うならば、ストーリーが薄くてすぐに終わってしまうと文句つけている連中は、単に早解きプレイだけをやっているのではないだろうか。「幻想水滸伝4」はちょっと変わったゲームであって、ストーリーの内容はほとんどない(こらこら)のだが、ミニゲーム(リタポン)やサブイベント(風呂、懺悔)は異様に充実していて、寄り道プレイをしているとストーリープレイの数倍、数十倍の時間がかかってしまうのだ。このゲームの面白さは、むしろミニゲームとサブイベントにあるのだ、と敢えて断言したい。それがクソゲーのクソゲーたる所以と言ってしまえば、ごもっともと言うほかないのだが。

あと、海上でのエンカウントの多さと戦闘の煩雑さだけど、これも僕にとっては魅力のひとつなのだな。特に、新たな海域に踏み込むと敵が異様に強くてどうなることかと思うんだけど、数をこなしていくとこっちのレベルがグングン上がって、やがて同じ敵を一撃で倒せるようになるわけだ。もちろんこれはRPGでは当たり前の話なんだが、単調な航海の中で目に見えてレベルアップが実感できるところが、メリハリとして絶妙だと思ったのである。

 

とまあ、強引に(?)擁護してみたものの、「幻想水滸伝4」がもうひとつ盛り上がりに欠ける一作であるという印象は否定できない。傑作とは言えないが悪くない出来のRPGというのが正当な評価だろう……と思ったら、これが何と2004年クソゲーオブザイヤーの次点にランクされているというから、改めてびっくりしてしまう。いくらなんでもこれは評価が低すぎる。もっとも、最近のクソゲーオブザイヤーはまともにプレイもできない無茶苦茶なシロモノが選ばれているのだが(そんなのが市販されていること自体驚きだが)、この当時は「有名タイトルなのにがっかりしたゲーム」を選ぶという方針だったようである。

ついでに言えば「幻想水滸伝5」はプレステ2のRPGの中でも名作のひとつだと思うのだが、これ以上言うと変なやつが来て炎上しちゃうので、ここでやめておこう(笑)。

 




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ドラクエ1を今ごろプレイしているレトロゲーム好きの中年男

いつものように延々と勉強ネタをやってもいいんだが、ちょうど中間試験が終わった頃のようなので、時期的に言ってそんな話は誰も読みたくないだろう。ということで、たまにはゲームネタを挟んでみるのも悪くないと思ったのである。といっても最近のゲーム機は全く持ってないので、必然的にレトロゲーム(下手したらマイコンゲーム)の話題になってしまう。マイコンはいかにも古すぎるのだけど、初代ドラクエの話ならば今どきのゆとり諸君に通じないこともないだろう、と希望的観測を抱きながらダラダラといってみたいと思う。

なんで初代ドラクエかというと、なんとなく「ドラゴンクエスト1・2」というスーファミのゲームをやりはじめたのである。今さら攻略記事を書いても仕方がないので、ただやりはじめたという報告だけしようと思ったら、早くも前半の山場であるドラゴン戦を突破して姫を救出してしまった。ストーリーらしいストーリーもないまますいすい進むし、システム的には「ドラクエ5」と同じ体裁にリメイクされていて、スーファミ版はごく普通のシンプルなRPGという感じで今でも十分に遊べるのだ。

 

それはそれだけの話なのですが、ひたすらうろうろとレベル上げをしていると、昔のことを妙に思い出してしまう。ドラクエの1とか2がファミコンで出ていた当時は、自律神経失調症に悩まされていて非常に苦しく、起き上がったり出歩いたりすることが辛かった。やることがないのでゲームばかりやっていた。といっても、もっぱらPCゲームばかりであって、ファミコンでまともなゲームが出るとは全く思っておらず、ファミコンを買ってもいなかった(仕事に出られなくて貧乏していたので、買うことができなかったのも事実なんだが)。

そしたら大学の先輩が見かねたのだろう、「ファミコンでベストプレープロ野球が出たぞー」と言って、ファミコン本体とゲームソフトを持ってきてくれた。それからしばらくは、ベストプレープロ野球のデータを入力しては延々と試合を観戦するのを、引っくり返ったまま繰り返す毎日だった。まあ、やってることは現在と大差ないわけだが(笑)。

そうこうしていたら、ちょっと起き上がれるようになったので、ふらふらと這うようにして商店街のファミコンショップに出かけるようになった。その頃はPCで「三国志」をやっていたがあまり乗れず、そこでナムコの三国志を買ったがこれもあまり面白くなくて、シミュレーション的なのは合わないなーと思って、期待せずに「天地を喰らう2 諸葛孔明伝」というRPGの三国志ゲームを買ったのですな。そうしたらこれが非常に面白くて、ファミコンでもRPGがやれるじゃん、と認識を新たにしたのだった。

 

そこで、ファミコンでRPGをやりはじめたのかと思ったら、そうではなかったんですねー。例の先輩がまたぞろ下宿にやってきて、「おまえまだファミコンやってんのか。時代は次世代機だぞ、スーファミだぞ、映像と音がダンチだぞ」と吹きまくるので、乗せられてスーファミを買ったのである(その頃には塾の先生に復帰したので、ちょっと金があったのだ)。それで「F-ZERO」とか「ウルトラマン」なんかを一年くらいやっていた。

そうこうするうちに、そういえば俺はRPGをやるつもりだったのだ、と急に記憶が甦ってきて、やっぱりまずはドラクエをやるべきである、と思ったのだった。その頃には、ドラクエは社会現象になるくらいの話題になっていた。しかし、まだスーファミ版のドラクエは出ておらず、最新作はファミコンの「ドラゴンクエスト4」だったのである。近所の古本屋で中古が300円だったのでさっそく購入して、ファミコンを引っぱり出してきてやりはじめたのが、僕の生涯初ドラクエだったわけである。

ところが、「ドラクエ4」の内容は全然覚えてないのだな。おそらくスーファミの映像に慣れてしまったので、ファミコンのショボい画面とかピコピコ音がかったるくなって、中盤で挫折したのだろう。その少しあとにプレイした「ドラクエ5」の面白さが鮮烈であって、僕の中では最初のドラクエ体験は4よりも5という感じになっている。ちなみに言うと、その頃ファイナルファンタジーシリーズもじわじわと話題になっていたのだが、「結構面白いけどドラクエには勝てないよね」という意見が大勢を占めていたと思う。僕はそういう感じで4、5あたりをやったあと、FF6のストーリーの面白さに打ちのめされて、ひょっとしたらFFはドラクエを抜いたんじゃないか?と思ったのである。

 

そういうふうにドラクエとFFに注目しつつ、いろいろなゲームを馬鹿みたいに中古ショップで数百円で買ってきては、仕事そっちのけで(?)プレイしつづける日々だった。RPGとシミュレーションRPGの主なタイトルはほとんどプレイしたのではないだろうか。僕にとってはスーファミ時代がゲーム全盛期であって、プレステやサターン以降は別物になったという気分が強いのだ。プレステを買って、最初のゲームとしてFF7をやった時の衝撃は測り知れないものがあったのだが、同時に僕の中では、それまでのRPGの時代が終わったなーという気持ちが大きかった。てなわけで、次回はスーファミRPGの思い出をいろいろ書いてみたいと思う。ではまたー。

 




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